紆余曲折つれづれ

日常のあがきを徒然なるままに記します

自分軸って難しい

自分の軸があるっていうのは、どれだれ自分の心に耳を傾けられ、正直に行動できるかっていうことなのではないかと最近思う。

何かを考えるときに「あの人だったらどうするだろう」とか、「この人だったらこんなことで迷わないだろうな」とか、「この人もこうしているから自分もやらなきゃ」とか、そんなことが真っ先に頭に浮かんでしまう私は、自分を信用していないのか、自分の判断に責任を取りたくないのか、誰かのせいにしたいのか、他人に依存しすぎているのか。何が原因なのかは分からないが、最近はそんな思考がよぎったときにやっていることがある。

一度姿勢を整えて、息を吸って、吐いて、自分の心臓の部分を集中する。そうして、

『いやいや、今自分が思ってることで判断していいんだよ。』と心の中で呟く。

そうすると、「あんまり気が乗らないけど、やらないと後悔しそうだからやってみよう」とか、「もしダメになっても無理してやるほうが良くないな」とか、自分の方向性がまとまるようになる気がする。

自分で判断したことは、どんな結果になっても納得できる。これは本当にそう思うから、とりあえず私はこの方向性で行こうかなと思っています。

 

 

これと似たようなことで、もう一つ。

勝手に人の期待に応えようとしたり、勝手に人の感情を汲み取ったつもりになってすごく嫌な気分になったりするときがある。

直接言われたわけではなく、自分が勝手に想像して感じとっているだけなんだけど。

そんなときは、その想像が当たってるかどうかなんて確認したくもないから、『いやいやいや、人の心を勝手に判断しない!』と心で呟くようにしている。

そうすると、無駄に人を嫌わなくて済むし、自分の心も守れる。

無視されるとか、ため息つかれるとか、あからさまな態度をとられたとしても、自分が嫌な気持ちを勝手に感じ取っているだけなんだ、と思うようにしている。

直接見聞きしたこと以外は信じない、それでいいと思う。本心で思ってるかって言ったら、まだまだ難しいけどね。

 

もし自分の頭の中にふくらんだ嫌なことで一杯になったときは、『いやいやいや』と少し違う空気を入れることをおすすめします。実際に深呼吸もしてね。

人が思ってるほど、自分は好かれても嫌われてもいないよって思うと心が楽になるかもですね。

まあ、そうはいっても実際は泣きそうなほどしんどい時もあるから、そんなときはちゃんと自分の味方になってあげることが大切だと思います。生きてるだけで本当にすごいことだ。